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「30分ファシリテーション」はファシリテーションの基本がまとまった読みやすい本

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「30分ファシリテーション」を読みました。
ファシリテーションの基本が読みやすくまとめられています。
「会議のファシリテーション技術を向上させたい」という人に向いているのではと思います。
こちらの書籍ではリモート会議についても触れられているのがポイントかなと思います。

リモート会議の人数は最大でも5人が限度となります。

P.27

こちらでは10人近くが集まってリモート会議をしています。
内職をしている人も多いようです。
実際に5人までであれば会議に集中できるなと感じます。
ただ合議が必要になるとどうしても参加者が増えてしまい、なんとも難しいところです。

参加者の人選は適材適所で考えます。

P.29

「とりあえずあの人も呼んでおいて」が横行しており、会議の参加人数がどんどん増えています。
人数が増えれば会社の貴重なリソースを奪うことになりますし、個々人の時間も奪うことになるのでよろしくありません。
「なんだかわからないけど、命令で呼ばれたから出ている」状態は避けたいところです…。

人間が深い集中力を発揮できるのは15分間

P.32

なので議題は15分区切りにしましょうという話でした。
15分くらいでコンパクトに議題をまとめられると会議はスムーズに進みますね。
大概そう上手くはいかないのですが…。

ホワイトボードなどに「会議の目的=ゴール」を記入して「見える化」された状況にしておく

P.74

「この会議の目的はなんなのか?」を常にわかるようにしておくことは重要だと感じます。
そうしておかないとズレた発言が出たり、「なんでこの会議をやっているの?」とそもそも論に発展したりしてしまいます。
リモート会議であれば、チャット欄に記入しておくのも有効かなと感じています。
そして会議の最初にはこの目的をキチンと説明しておく必要がありますね。

勇気をもって意見を出してくれた人を必ずほめるようにしてください。

P.87

個人的には「ほめる」というのは上から目線に感じるので賛同しかねますが、意見に対して「感謝」を示すのはありかなと思います。
ほめる目的は意見を出しやすくすることなので、感謝でも問題ないかと思います。

・発散段階ではオープン・クエスチョンで広げる。
・収束段階ではクローズド・クエスチョンでまとめる。

P.145

収束段階でオープン・クエスチョンをしてしまうと話が発散して、話がまとまらなくなります。
うまくクローズド・クエスチョンを投げかけて収束させていく必要があります。
なかなか実践できていないので気をつけてみようと思います。

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