「マンガ家さんとアシスタントさんと」や「アホガール」の作者であるヒロユキさんの漫画「カノジョも彼女」を読んだら面白かったので調べていたら、アニメもあったので見てみました。
が、これがビックリ。
漫画は面白かったのに、アニメはつまらないというか嫌悪感すら出てくるレベルでした。
「あぁ、二股というタブーを扱ってるんだな」ということを再確認させられるというかなんというか。
同じ話なのになんでこんなに印象が違うんだろうかと不思議に思いましたが、リストアップしてみます。
- キャスティングに違和感がある
- キャラデザがコメディ作品らしくない
- テンポがコメディ作品らしくない
それぞれ細かく見てみます。
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キャスティングに違和感がある
咲の声に違和感。
なんかこうキャラ絵と合っていない。
コメディっぽくないというか、普通のアニメっぽい感じがするんですよね。
あと主人公。
声が誠実すぎる。
声が誠実なのに行動だけ見るとクズなので嫌悪感がすごい…。
伊藤誠を思い出す…。
コメディテイストが弱い…。
声優さんの問題というよりも、キャスティングの問題な気がします。
キャラデザがコメディ作品らしくない
キャラデザは漫画の表紙準拠だと思います。
かわいいんですが、コメディ作品にはマッチしていないように感じます。
原作の場合、本編ではコメディ作品らしく軽く崩した作画になっているので違和感がないんですが、普通のアニメっぽい絵柄でこの話をやられると違和感がすごいです。
常軌を逸している感じが強くなってしまうという…。
テンポがコメディ作品らしくない
テンポというか間ですかね。
普通のアニメの間に近い気がします。
だから勢いで乗り切れず嫌悪感が先行してしまっているような…。
普通のテンポでクズな言動されたら変な感じなのよ…。
まとめ:普通のアニメを作る感じでコメディ作品をアニメ化しておかしくなっている気がする
ということで、なんかコメディ作品らしくない要素が集まってしまって、嫌悪感というか違和感が出る仕上げになっている気がします。
伊藤誠が再来した感すらあります。
漫画を読んでる時は普通に面白かったのになぜこんなことに…。
逆に原作しか見ていない人に見てほしい。
「アニメ化してこんなことになる作品もあるのね」って。
そしてアニメだけ見て「なんじゃこりゃ」となった人には、原作を読んでほしい。
でも1巻を読んでダメなら、やっぱり合わないと思います。