ファブル1巻の最初の方で、ファブルは仕事の後に拳銃のバレルを海に捨てています。
これはなぜか?
かんたんにいえば、証拠隠滅です。
銃のバレル(筒状で弾丸が通る部分)には、弾道を安定させるために溝が螺旋状に切ってあります。
弾丸がバレルを通過する際、この螺旋状の溝に沿ってクルクルと回って弾道が安定するわけです。
この際、弾丸には溝の跡が残ります。
そしてこの跡はバレルごとに異なります。
いうなれば銃の指紋というところでしょうか。
なので、殺人現場で見つかる弾丸を調べられた後、犯人として疑われた時に線状痕が一致してしまうと殺人の証拠になってしまうわけです。
ファブルは万が一捕まったとしても、自分が殺したという証拠を残さないようにバレルだけ海に捨てていたわけです。
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