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「お金に強くなる!」を読んで気になったポイント

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山崎元さんの本をいろいろ読んでみるシリーズの一環です。
この本は「ハンディ版」ということで、要点をかいつまんでまとめられています。
細かいことを知りたければ、山崎元さんの別の本も読んでみましょう。

現在の保有純資産額がわかったら、360で割ります
65歳でリタイアしたら、95歳まで360ヶ月(=30年)だからです。現在の保有純資産額が3600万円なら月々10万円。つまり老齢年金の見込額+10万円が、「リタイヤ後、1ヶ月に可能な支出額」になります。

P.77

↑どれだけ資産があれば暮らしていけそうかの参考にしやすいですね。
男性の平均寿命は81歳らしいので、自分の場合は90歳くらいで計算してもいいかも。
でも長生きしちゃったら困るから、バッファは多めがいいんでしょうね。

仮に、2%の金利でお金を借りられるとしましょう。
借りたお金を元金にすることで、株式投資で運用すると仮定します。
株式に期待できるリターンは5%ですから、差し引き3%得な運用ができると考える人もいるかもしれません。しかし、これは間違いです。
利回りを考える際は、同じリスクを含むもの同士の比較で考える必要があります。

P.92

↑短期決戦だと危ない賭けです。
自分の場合、自動車ローンを5年で組んで浮いた分の現金を投資に回しました。
結果として金利以上にすでに儲けましたが、時期が悪ければマイナスですね。
そのあたりをどう考えるかによるかと思います。

よく「若者が運用でリスクをとっていい」理由を「長期投資はリスクが縮小するから」と説明されることがありますが、これは間違いです。「人的資本が大きい分、金融資産の運用でとるリスクが相対的に小さくなるから」です。

P.103

↑投資のリターンが五分五分だというのならばそのとおりですが、米国株なら右肩上がりなので必ずしも間違いでは無いと思うんですが、いかがでしょう?
まぁ日本株が前提なら「そうですね」という感じですが…。
人的資本が大きいというのは同意です。

ただし、外国債券を個人で買うのは避けましょう。一見、利回りが高そうに見えますが、為替リスクが大きいにもかかわらず、期待利回りは円で運用するよりも大きいとは言えません。

P.113

↑少なくとも今はそうだともいます。債券価格は高く、利回りは低いのでデメリットだらけです。
逆パターンの時に長期保有目的で買うのならばいいような気もしますが、どうでしょう?
確かに為替は大きく動くことがあるので、タイミングが悪いと結構損をする気はします。
一時期はVCSHを持っていましたが、自分の資産額から考えたら配当も対して期待できないので現金で持っておけばよかったかなと思います。

当分、使う予定がないお金は「個人向け国債(変動金利10年型)」で、出し入れする可能性があるお金は「MRF(マネー・リザーブ・ファンド)」です。

P.134

↑米ドルの余りは外貨建MMFを利用していたりしましたが、今は金利がほぼつかないので利用していません。
MRFは詳しくないですが、おそらく日本円で使えるMMFみたいなものかと思います。
金利が微妙そうですが、デメリットが小さいならありかも…?
でも手間を考えたら現金のままでいいのかも。
自分の場合、回せる金額が小さいですから…。

大切なのは、自分の買値にこだわらないことです。自分が株をいくらで買ったかは、将来のその株のリターンには関係ありません。現在の株価が将来リターンを生むかどうかで判断しましょう。

P.145

↑おっしゃるとおりだと思いますが、買値にこだわっちゃうんですよね。
損を確定したくなくて塩漬けしてしまう…。
もう数年はもとに戻らんだろうなという株も保有し続けてしまっています。
NISA枠で買ったので損益通算もできず。
戒めのために持ち続けようかと思っています…。
んー、でも60万円くらい塩漬けは…。んー。

従業員持株会に参加せず、自社株には投資しないか、あるいは会社から補助金が出る場合は、売却できる株数になったらこまめに売却することで補助のメリットだけ活かし、リスクを小さく抑えるべきです。

P.202

↑自社が倒産したら働く場所と金融資産を一緒に失いかねないので妥当だと思います。
自分の場合、自社株を買うと補助が出ますし、割と株価が上下するので安い時期だけ買い増して、高くなったら売っています。

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