イノセンスのオープニングでは、ハダリが作られていく過程が描写されており、最後に瞳がアップになった際になにかが写り込んでいるのが見えます。
当時はちょっと話題になっていたみたいですね。
解像度の関係で見えづらいですが、写っているのはハダリ(人形)のように見えます。
書籍で言えば、「ロマンアルバム イノセンス」のP.5の画面ショットで確認できます。
押井守監督は、「イノセンス創作ノート」でも下記のように述べているので、ほぼ確実にハダリ(人形)だと思われます。
人形を作るという行為は、人間が言葉によって自らの身体をも対象化し、外部化してきたことの象徴的実現だったのです。
イノセンス創作ノート P.188
人形の何か言いたげな、哀しい目はそのことの証しであり、その瞳に映っていたものは実は人形それ自身の姿だったのです。
なぜ人形の目に人形が映っているのか?については上記の文章の前後にヒントがあるのでしょうけども、凡人では読み取れませんでした。
興味のある方は「イノセンス創作ノート」を読んでみてください。
図書館にあるかもですよ。
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