「よんでますよ、アザゼルさん。」全巻読破!アニメ派だった私が原作マンガを爆買い&正直レビュー

アニメ版がとにかく大好きで、当時はお腹を抱えて笑いながら観ていた『よんでますよ、アザゼルさん。』。 先日、電子書籍のポイント還元セールを見かけて「これは運命だ!」と勢いで漫画版を全巻(全16巻)購入しました。
アニメのあのノリを漫画でもイッキ読みできると期待に胸を膨らませて読み進めたのですが……全巻読み終えた今の率直な感想を書きたいと思います。
最強に面白かったのは「5巻」まで!
正直なところ、作品としてのピークは5巻だったと感じました。
1〜5巻あたりまでは1話〜数話で綺麗に落ちがつくテンポの良いギャグがキレッキレで、アニメ版で味わったあの悪ノリとブラックユーモアの爽快感が完璧に再現されていました。キャラクターたちのクズっぷりと、容赦ないギャグのスピード感にページをめくる手が止まりませんでした。
「やっぱりアザゼルさんは最高だな!」と勢いづいていたのは、まさにこの頃まででした。
6巻以降から感じた「テンポの悪化」と「長尺化」
雲行きがあやしくなってきたのは6巻以降です。
1つのエピソードがだんだんと長くなり、初期にあった「1〜3話でサクッと毒を吐いて爆笑させて終わる」というテンポの良さが失われてしまいました。
シリアスな展開や複雑な設定、長編のストーリーが増えてきたのですが、ギャグ漫画に求めていた手軽な疾走感が減ってしまい、読んでいて「ちょっとグダグダして長すぎるな……」と感じる場面が増えてしまったのが惜しいところです。
正直な本音:もっとコンパクトにまとまってほしかった
そして一番残念だったのが、ラストの展開です。
長編化に伴って色々な伏線や設定(風呂敷)が広げられたものの、最終的にそれらを綺麗に包まないまま怒涛の勢いで終了してしまった印象を受けました。
あれだけ話を長く引き伸ばしたのに、伏線が回収されずに終わってしまうのであれば、いっそのこと「ギャグのキレが最高だった7巻前後」でコンパクトに完結してくれた方が作品としての完成度は高かったのではないか……と思ってしまいました。
まとめ:アニメ版のファンはどう読むべき?
- アニメ版のノリが好き・テンポ重視の人 ➔ 5〜6巻あたりまでが最高のピーク!
- 全巻読むなら ➔ 後半はストーリーのテンポが落ちること、伏線回収があまりないことを割り切って読むのがおすすめ
初期のキレ味抜群なブラックギャグは今読んでも間違いなく最高峰レベルで面白いです!ポイント還元などで安く買える機会があれば、まずは5巻あたりまでを目標に読んでみるのが一番楽しめる読み方かもしれません。