大雑把にまとめると、「イタリア人は計画を立てて物事を進めるのは苦手だが、いざとなれば柔軟に対応を進められる気質を持っている」というような話でした。
計画がうまく進行しないことが前提なので、不測の事態に対応することに慣れているそうです。
筆者は年に15回以上、イタリアに行く仕事人なのでいろいろと説得力があります。
あと、イタリア人にとって食事はかなり重要なようです。
正確には食事そのものではなく、食卓。
食事をする場がコミュニケーションを取る場であり、ビジネス面でも重要なようです。
家庭での食事も家族揃って話をしながらだそうで、話をすることで思考がまとまる側面があるとかなんとか。
確かに今日あったことを人にアウトプットするのっていい効果がいろいろありそうだなと思ったり。
他にもいろいろと経験談を交えて書かれているので、面白いです。
文章も読みやすいのでサクサク読み進められます。
イタリアに興味がある人、イタリアに旅行に行く予定がある人にオススメな書籍です。
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