あくまでも個人の感想ではありますが、自分にサマータイムレンダは合いませんでした。
この記事では「なぜつまらなく感じられてしまったのか？」を考察しています。
サマータイムレンダが好きな方は気分を害されると思いますので、ブラウザバックをお願いします。
さて、ネットで評価の高かったサマータイムレンダを実際に全部見てみました。
25話ですよ。
結構なボリュームです。
正直最初の5、6話で飽きましたが、どんでん返しがあるのかと思って我慢して最後まで見ました。
時間を返して…。
このままだとあまりにも時間の無駄遣いなので、せめてブログ記事にしてこの気持を供養します。
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ループ描写がくどい
サマータイムレンダはタイムリープものです。
延々とループを繰り返し、徐々に仲間を増やしながら謎を解き、敵に迫っていきます。
これはありがちな展開ですし、ループ回数が10回近いので流石にダレます。
追い詰められるとループしてやり直せばいいや感が強くて心象がよくないのかも？
何らかのタイムリミットを迎えたら強制的にループとかではなく、死ぬことでループするのでなんだかスッキリしないです。
そしてループしても徐々にしか話が進展しないのでとてもダルいです。
もういいからさっさと進めてくれ、という感じになります。
25話もあるから尺に余裕がありすぎるんじゃないでしょうか。
12話で完結させるのは無理にしても、18話くらいでまとめた方がテンポがよくなったような気がします。
サスペンスSFかと思ったらバトルもの
最初の方は島特有の病気の話やらループなど、サスペンス＋SFなのかと思っていましたが、中盤からはひたすらバトルです。
それもループして何度もやるのでやっぱりダレます。
バトルを期待していなかった自分としてはなんだか残念でした。
最初からバトルものだと思っていればまた印象は違ったかもしれません。
敵の動機がチープ
最終的な敵である四手の目的は永遠の命だとか、世界を滅ぼすだとかです。
びっくりするくらいチープに感じました。
言動もTHE 悪役という感じであまりひねりもなく…。
まだ幼女であるハイネを悪の親玉として描いたほうが面白かったような。
主人公の考えをそのまま表現しすぎ
主人公が考えていることをご丁寧にセリフとして喋ってくれます。
なので最初の方は特にギャルゲーをやっているような錯覚にすら陥ります。
ギャルゲーなら問題ないですが、アニメなので違和感が強いです。
無理にキャラに語らせなくてもいいだろうと思ってしまいます。
特に一番最後のセリフ。
あえて文字に起こさないほうが余韻があったのでは？
ヒロインが水着なのがよくわからない
ヒロインの子は死んだ時の姿であるスク水姿で登場します。
基本的に終始その格好です。
なぜ…？
別にお色気を追求している作品でもないのでノイズでしかなかったです。
それにこれがなければより幅広い層にも作品を訴求できただろうに、スク水の女の子が全面に出ている時点で敬遠する層も結構いそうに思います。
最終話が蛇足
24話でほぼ話は完結し、そのまま終わってもいい感じの雰囲気でした。
いや、むしろ24話で終わるべきでした。
その方がまだ余韻がありました。
平和な日常を取り戻した25話は視聴者が想像すればいいだけだと感じます。
制作側の熱さが空回りしているように見える
最後のほうが特に熱い感じの展開になります。
制作側がループに関する矛盾が発生しないように気をつけてストーリーを組み立てているのも感じます。
制作側の熱量の高さが伝わってきます。
残念ながらそれが自分には逆効果でした。
終盤にはすでに飽きてしまっていたので、かなり冷めた目線で見てしまいました。
たまに制作側の熱量が高すぎてついていけない作品がありますが、まさにそのたぐいでした。
まとめ：未視聴の人は見なくてもいいと思う
この記事を読んでいる人はすでに作品を見た人でしょうか？
これから見ようかな？と思っていた人でしょうか？
未視聴なのであれば見ないことをオススメします。
どうしても見たければ10話くらいまで見て、判断すると良いかと思います。
その時点で合わなければ、その後も合わないと思います。
