機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 2「赤い彗星」 (TV版第5話「激突・赤い彗星」) にて、アルベルトが「そのパイロットスーツには、耐G負荷を薬理的に軽減するシステムが内蔵されている。NT-D発動時にオートで作動するはずだ」と言いますが、「薬理的に軽減て何?」と思ったので調べました。
「薬理」とは「薬物によって起こる生理的な変化」のこと
weblio辞書で「薬理」を調べてみたところ、
薬物によって起こる生理的な変化
weblio辞書 大辞林「薬理」
とのことでした。
つまり劇中で言う「薬理的に軽減」とは、薬物によって耐G負荷を軽減させるということです。
具体的にどんな仕組みなのかは不明
薬物によって耐G負荷を軽減させるということはわかりましたが、仕組みについて劇中では特に説明がないので詳細は不明です。
小説版だと説明があったりするんでしょうか?
想像するに、気体にした薬物を吸わせるのではと思います。
全身麻酔的な感じかなと。
薬を飲むような描写はありませんし、激しいGが発生している中で自動で注射するといのも考えづらいと思います。
しかし高負荷のGがかかった時に瞬時に作用する薬物ってなんなんでしょう。
ちょっと怖いし後遺症とかないのかしらと思ってしまいます…。
耐Gスーツそのものとは別の話
「薬理的に軽減」で検索すると耐Gスーツの話がいろいろと出てきますが、あれは薬物を使用した仕組みではありません。
パイロットに高いGがかかると血液が満足に全身に行き届かなくなり、特に頭部に血が回りにくくなると失神します。
耐Gスーツは、そういった失神を予防するために、足などを空気圧で圧迫して血液が足の方に下げってくるのを軽減するものです。
なので薬物は使っていません。
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