押井守監督作品の劇場版「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の中盤、街なかの様々な風景が映されます。
その中に草薙素子(少佐)と同じ顔をした人が出てきます。
少佐と目もあっていましたね。
あの人はなんなの?少佐はメガテクボディ社の特注の義体なんじゃないの?と思っている方がいるのではと思い、かんたんにまとめます。
少佐のボディはたしかにメガテクボディ社製で、特注の高性能義体です。
ただ、(根拠となる出典は忘れてしまいましたが)顔は汎用的なモデルを採用しています。
同じ顔をしている義体が街なかにたくさんいるので、その方が目立たないからですね。
少佐のように身元が割れることを避けたい人間としては、合理的な判断だと思います。
バトーがセーフハウスを持っていることからも、そういったリスクに晒されていることを示しているように思います。
でも多分そのせいで自分のアイデンティティを維持することに対して悪影響が出ているような。
完全義体かつ顔も汎用品となると、アイデンティティは脳みそとゴーストのみです。
少佐は脳みそは自分で見られないからと信じていないし、自分のゴーストすら信じられなくなってしまっていましたからね…。
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