著者である精神科医の樺沢先生のYoutubeチャンネルを最近よく見ています。
精神科医的な視点でいろいろな悩みを3分くらいで解説してくれるので気に入っています。
最近、仕事でストレスを抱えることが多くあり、しかもどうにもならないようなことばかりでまいっていたので、本書を読んでみました。
様々な感情リセット方法が紹介されているので、役立ちそうです。
読書メモ
- 苦しい時こそ、楽しいことをイメージする。
苦しいを乗り越えた自分(今の困難を乗り越え成長した自分)をイメージする。
イメージするのはご褒美的なものでも良い。 - 目標を立てて楽しいイメージをするだけでドーパミンが分泌されて、やる気を引き出すことができる。
- 苦しいことがあっても、成長の機会だと思うと、嫌だ嫌だと思っているよりも楽になる。
失敗したとしてもそれは学びの機会を得られたということなので、次に活かせるようになるとポジティブに捉える。 - 不安なことでもワクワクすると言葉を発すると脳のパフォーマンスは上がる。
- やらされ感の強い仕事にはやる気が出にくい。
自発的に取り組む姿勢が必要。
課されたノルマに対し自分で目標を再設定する。
自分の中で主導権を握る。 - 自分でコントロールできる事柄ならばストレスにはならない。
コントロールできる(なんとかなる)と思った瞬間にストレスではなくなる。
解決方法を学ぶことがストレスを防ぐことにつながる。
実際に解決できていなくても、解決する手段を知ることでストレスを減らせる。 - 解決できない悩みは考えない。
変えられない状況を変えようとすることは強いストレスとなる。 - 不安を抱くだけで、その不安が実現した時と同じくらいのストレスを受けてしまう。
不安の96%は実現しないと言われているのにも関わらず、不安を抱いてストレスを受ける必要はない。
- 仕事そのものが自分の精神的報酬になるのが一番だが、それが難しければ自分にご褒美をあげるのが非常に効果的。
- 自分のためではなく他人のために行動しようとする方が、やる気が出る。
- 笑顔を10秒作ることでリラックスできる。
脳は楽しいから笑顔にさせるのではなく、笑顔になったから楽しいという感情を生じさせている。 - ストレスは無理に受け入れずに受け流す。
「まあ、なんとかなるでしょう」と受け流す。 - ストレスから逃げる選択も考える。
実際に実行しなくとも、選択肢があると考えるだけでストレスを軽減できる。 - 運動がストレス耐性を高める。
うつ病において、運動療法は薬物療法と同程度の効果があると認められている。 - 運動は1回1時間以上の中程度の有酸素運動を週2回以上することが望ましい。
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