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帰省してきた子供に「結婚のしないのか?」とかいうと帰ってこなくなる

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30代の未婚のお子さんがいらっしゃる親御さん、お子さんには早く結婚してほしいですよね?
そう考えるのは問題ありませんが、それを本人にいうのはやめておいたほうがいいです。
最悪実家に帰ってこなくなりますよ。

という注意喚起をしたく、記事を書いてみます。

そもそも結婚すべきという価値観が現代にそぐわない

昭和を生きてきた親御さんにとって、結婚は当たり前なのだと思います。
大人として一人前になる大前提なのかもしれません。

しかし時代は変わりました。
令和の現在、独り身を通すのは珍しいことではありません。
ごく普通の選択肢のひとつなのです。

例えば1980年頃の男性30~34歳の独身率は20%ですが、2015年では47%です。

参考:未婚化の進行 内閣府

「結婚しないの?」は価値観の押しつけ

「結婚しないの?」と聞くのはすでに「結婚しろ」というメッセージなわけです。
結婚しないという選択もあるにも関わらず、自分の価値観を押し付けているだけです。
お子さんはもうあなたの支配下にはありません。
自立した独りの人間です。
人の価値観を無視して自分の価値観を押し付けるのって、人としてどうなのでしょう?
自分がしていること・しようとしていることを冷静に見つめ直すべきです。

自立した子どもは実家に帰る必要性がない

大型連休になるとお子さんが実家に帰省してくるのは当たり前と思っていませんか?
自立した大人であれば、わざわざ実家に帰る必要などないところ、親を気遣って帰省していたりもします。
必ずしも帰りたくて帰ってきているわけではないのです。
そのことを肝に銘じておくべきです。

不愉快な思いをさせられる場所にわざわざ帰るのか?

必要性もないのに時間とお金を割いて実家に帰り、親から自分の価値観をないがしろにされるようなことを言われたらどんな気持ちになるでしょうか?
嫌な思いをさせられる実家に、帰ってきたくなりますか?

まとめ:結婚するかどうかは当人の課題なので干渉すべきではない

結婚するべき・しなくてもいい、様々な選択肢があります。
何をどう選択していくかはお子さんの自由であり、お子さんの課題です。
親がどうこう決めることではありません。
自立した大人なのだから、当人に任せるべきなのです。
子離れしましょう。
子どもに過度に干渉するのは「過干渉」です。
過干渉は虐待の一つであることも自覚すべきです。

あと、特に注意してほしいのがお子さんが男性の場合です。
お嫁さんを昔ながらのお嫁さん像で語るのはやめたほうがいいです。
大型連休は夫の実家に帰るのが当たり前、夫の実家に帰ってきたら家事をやるのは当たり前、夫の親の介護は嫁が面倒見るのが当たり前、などと思ってはいませんか?
共働きが主流な今、そんな発言は避けるべきです。
そんなことを匂わせると、お子さんは結婚したとしても、奥さんを守るために実家から距離を置くでしょう。
孫が生まれる前はもちろん、孫が生まれてからも帰ってこなくなりますよ。

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