
昨年の秋ごろに買ったままレビューもせずに使っていたZENITH(ゼニス)デファイ スカイライン スケルトン(ブルー)を今更レビューします。
※ 品番:03.9300.3620/79.I001
デファイスカイラインスケルトンのいいところ
スケルトンだけど視認性がいい
スケルトン文字盤の腕時計は視認性が悪いものが多いかと思いますが、このデファイ スカイライン スケルトンは視認性がよいです。
パッと見て時間を読み取ることができますので、実用性も十分です。

文字盤がカッコいい
もうここは感覚の領域ですが、文字盤がカッコいいです。
構造は複雑そうに見えてシンプル。
それでいて多層構造なのでなんだかロマンもあります。
近未来感も感じますね。
あと、文字盤の色は見る角度によって黒っぽく見えたり、青っぽく見えたりします。
青の色はガンダムでいうとNT-1 ALEXみたいな感じです。(
スケルトンだけどあまり肌が見えない
スケルトンに興味はありましたが、あまりにもスカスカだと肌が見えてイマイチな印象な腕時計が多いのが気になっていました。
デファイ スカイライン スケルトンは文字盤自体はスケルトンな感じが強めですが、肌まで見える箇所は左上くらいに限られます。
スケルトン文字盤で肌が見えるのが気になる方には、よいモデルではと思います。
デファイスカイラインスケルトンの気になるところ
時間を認識しにくい
長く使っていて気が付きましたが、この文字盤、視認性がよくパッと時間がわかる割に、時間が頭に入ってきません。
普通の時計だと、「11時まであと◯分ね~」と感覚的に頭に入ってきますが、この文字盤はそういうのがあまりない気がします。
おそらく文字盤の構成要素が多くて1時間単位の残り時間が分かりづらくなっているのではと思います。
繰り返しになりますが、視認性はよいので問題はないんです。
ただ仕事をしていて、残り時間で自分が急かされる感覚が薄く、仕事の進みが遅くなるような感じです。
休日に使う分には問題は感じません。
ダイアルの四隅に汚れが溜まる
ダイアルの四隅にある角に汚れが溜まりがちです。
クロスで拭き取ろうとしても角が鋭角なので拭いきれないんですよね…。
定期的にやわらかい歯ブラシで掃除をしています。
ブレスの隙間に汚れが溜まる
ブレスの隙間も鋭角になっているせいで汚れが溜まりがちです。
こちらも定期的にやわらかい歯ブラシで掃除をしています。
まとめ:迷っているならばよく考えてから購入したい
デファイ スカイライン スケルトンの購入を迷っているのであれば、現物をしっかり見たりして吟味したほうがいいです。
「スケルトンに興味あるんだよな」という感じなのであれば、いったん安いスケルトン腕時計を試してみるのもいいかもしれません。
人によってはこの時計でなくても満足できるかも…。
というのも、この腕時計が安くないからです。
記事を執筆している時点(2025年7月)で160万円近いです。
冷静さがあったら、この金額は簡単には出せません…。
160万円というお金は、仮にインデックス投資などで(低めに見積もって)平均金利5%で20年運用したら約420万円になります。
自分の場合は1ヶ月以上欲しい気持ちが続いていたので購入してそれなりに満足していますが、今購入時の価格で買い戻してくれるなら売ってしまうかもしれません…。(ゼニスのリセールはあまり良くないので、現実にはあり得ません)
スケルトンなのは魅力なのですが、スケルトンに魅力を感じすぎていると慣れてきて飽きにつながるのではと思います。
それでも欲しい人はぜひ…。
一緒に時計沼にハマりましょう。
