タイトルの通り、話すのが苦手な人向けの本です。
割と基本的な内容なので、自分の場合は実践しているポイントが多かったですが、悩んでいる方にとっては勉強になると思います。
本のボリュームもちょうどよく、読むのも苦にならないかと思います。
また、書いてある内容はセールストークにも流用できるのではないかな?と感じました。
以下、気になったポイントです。
あなたがたくさん話して納得させるより、自己決断を促すほうが大切なのです。
P.22
↑一方的に喋ってもダメで、相手に決断(意思決定)してもらうようにしましょうと言う話です。
相談に乗る時なんかもそうですよね、と思ったり。
無理にしゃべるくらいなら、相手がしゃべるまで黙っていましょう。それでわからないことがあれば、オウム返しをして話を広げればOKです。
P.107
↑会話下手くそマンは頑張って喋ろうとしてしまいがちですが、上記で対応するのが良さそうです。
人は基本的に話を聞いて欲しいので、相手が喋った内容をベースに話を広げていけば問題ないと思います。
コミュニケーション能力を高めるコツ
P.121
(1) プレゼントするものを明確に決めて、しゃべる
・質問を投げかける→相手の参加意識が上がる
・よくある(共感)ネタを入れる→相手がそのプレゼントが必要だと認識する!!
・具体的な効果・効用を話す→相手がイメージしやすくなる♪
(2) 「行動に着地すること」を意識して、しゃべる
・コレをしろ!!→相手が行動に着地!
↑プレゼント=何を伝えたいか?です。
会話だけにとどまらず、プレゼンやセールストークにも流用できる考え方だと思います。
「うまくいく。理由はこう。事実はこう。意思決定できる材料はこう。見解はこう」
P.126
↑上司を説得するケースです。
確かにコレが整理されていれば判断がしやすいと思います。
そしてこれもセールストークに流用できそうです。