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INNOCENCEとGHOST IN THE SHELLの共通点(小ネタ)

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INNOCENCEは攻殻機動隊2とも言われます。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」(以下GIS)の続編です。
物語は続いているので、前作を意識したネタが散りばめられています。
監督に言わせれば「わかる人にだけ伝わればいい」ということだとは思うのですが、まとめておきます。

冒頭で飛ぶヘリコプター

押井守監督映画および攻殻作品でありがちなパターンですが、冒頭でヘリコプターが飛んでいます。
GISでも同様でしたね。

チェンバーを確認するバトー

物語の冒頭、ハダリのいる路地に入る前にバトーはソードオフのチェンバー(薬室)に弾が入っているかを確認しています。
戦闘になりそうなシーンなので、事前にチェックするのは通常の対応です。
いざ撃とうとした時に撃てなかったら困りますからね。

ここで触れておきたいのは、この動作はGISの冒頭でも少佐がやっていたということです。
あえて同じ動作をさせているのではないかと思いました。

あとどうでもいいですが、イヤホンで聞いているとここのチェンバーを確認する動作の音がたまりません…。

毎度おなじみバセットハウンド

これは攻殻がどうとかというよりも押井守監督の趣味ですが、この映画でもバセットハウンドが出てきます。
バトーのペットですね。
GISでは「哀れな清掃局員」と一緒にバセットハウンドが写っていました。

後輩を教育するイシカワ

ロクス・ソルス出荷検査部長殺害事件の報告会にてコガが調査の経緯を報告しようとしますが、イシカワはそれを遮って「結論だけ報告しろ」と教育しています。
GISではイシカワが荒巻にプロジェクト2501について報告する時に「手短に話せ」と言われていましたね。
今回はイシカワが教育する立場になったということですね。

「家族の夢を見ているんじゃないか?」というセリフ

キムの館を攻略したあと、バトーが「家で待ってる女房や娘が本当に居るかどうか、いやそもそも自分は未だに独り者で、どっかの部屋で家族の夢を見ているんじゃないか?」と口にします。
これはGISに出てきた「哀れな清掃局員」のことを例に出していると思われます。
彼は実際に記憶を改ざんされてしまい、その記憶を信じ込んでしまっていましたね…。

「お前のマテバに期待しちゃいねぇよ」というセリフ

バトーがトグサとプラント船に潜入する話をしている際、反対するトグサに「お前のマテバに期待しちゃいねぇよ」というセリフをいいますが、これはGISでもバトーがトグサに言っていたセリフですね。
なお、小説「イノセンス After The Long Goodbye」では、トグサも要人警護時にはバトーと同じオートマチック(SW40)を使用しています。

ジャケットを素子にかけるバトー

プラント船の戦闘時、バトーはジャケットを素子にかけてやります。
GISでも光学迷彩を使ってほぼ裸な素子にジャケットをかけてあげていましたね。
素子も「変わってないわね」と応じています。
素子からしたら機械の体なのでなんとも思っていんでしょうけども、バトーはそれをわかりながらもかけてあげているのだと思います。

「昔ダイビングを趣味にしてたサイボーグの知り合いが居たんだが、そいつの気がしれねぇ」というセリフ

プラント船に潜入する際にダイビングするハメになった際のバトーのセリフです。
このサイボーグの知り合いとはもちろん素子のことです。

腕を破損させるほどに無茶をする素子

プラント船内で端末を引っ張り出すために腕を破損させる素子。
GISでの素子は戦車のハッチを素手で開けようとして無茶をして、あの時は体がバラバラになっていましたね。
今回は腕を破損するだけで済みました。

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