有名な本なので、読んでみました。
簡単にまとめると、
- 儲けられるように頭を使え
- お金は投資に回せ
というような内容だったかと思います。
もっと簡潔にまとめられただろうにと思うんですが、なんでこんなに有名なのか謎です。
ファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)の乏しい人が持っているお金はすぐなくなる。
P.89
(略)もう一度ここに「ファイナンシャル・インテリジェンス」を形作る四つの主な専門知識をあげておく。
P.167
1. 会計力…ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)。数字を読む力。
2. 投資力…投資(お金がお金を作り出す科学)を理解し、戦略を立てる力。
3. 市場の理解力…需要と供給の関係を理解し、チャンスをつかむ力。(略)買う人がいて売る人がいる。これが市場の基本原理だ。
4. 法律力…会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に精通していること。合法的にゲームをするのが一番だ。
↑おっしゃるとおりだなぁと思います。
特にお金を沢山運用している人は法律をよく理解していてうまく無駄な税金を払うのを避けていたりするよなぁと。
資産は私のポケットにお金を入れてくれる
P.96
負債は私のポケットからお金をとっていく
↑負債には住宅ローンや自動車ローンなどいろいろなものがあると思いますが、無駄なものを所有し続けるのも負債なんじゃないかなと思ったり。
部屋の中にあるだけでスペースを占領して、その分のお金をかすめ取られている感覚。
本なんて特に体積が大きくてコスパが悪い気がしています。
最近は電子書籍を買うことが増えました。
ただ、この手の本は紙媒体の方が読み進む気はするので、難しいところです…。
ここで私が言いたいのは、投資の対象は刻一刻変わっていくということだ。
P.168
私は自分のやってきたことも含めて、特定の投資方法をみなさんにお勧めする気はない。私がやってきたことはあくまでも例にすぎない。投資のチャンスがあってもそれがひどく複雑で、自分でよく理解できないときは、私は手を出さない。お金を増やすために必要なのは、簡単な算数と常識。それがすべてだ。
P.169
すべてがどんどん変わっていく現代においては、あなたが何を知っているかはもうあまり意味を持たなくなっている。なぜなら、あなたが知っていることがもう時代遅れになっている場合が多いからだ。問題なのはいかに速く学ぶことができるかだ。
P.244
↑著者は不動産投資で稼いだようですが、今同じような稼ぎ方はできない状況だとも語っています。
投資のチャンスに気がつくアンテナと、判断をしっかりした上で飛びつける行動力が必要なんだろうなと思います。
ちょっと前だと太陽光発電とかでしょうかね…。
専門的な技術の中でもっとも大事なのはセールスとマーケティング、つまり売る能力だ。
P.197
↑営業職って不人気なイメージですが、上記のスキルを得られるいい環境だとは思います。
セールスはなかなかしんどいので、まずはマーケティングだけでもどうにかしたいところです。
簡単に言うと、自尊心に欠け、金銭面でのプレッシャーにすぐ負けてしまう人は決して金持ちになれない。
P.245
↑金銭面でのプレッシャーに弱いので、株の握力が弱いです。
まぁ積み立ててるのは触らないことにしているのでいいですが、株の短期売買で勝つには金銭面でのプレッシャーに勝てるようにならないとなと、実感しています。