劇場版パトレイバー2が4DXとして公開されています。
公開当時は見ていなかったものの、DVDなどで本作品を見て好きになった人も多いのでは?と思いますが、見に行くか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方々の判断の参考になればと思います。
簡単にまとめると下記のとおりです。
- 4DXである必要はない
- 劇場で見たことのない人にはオススメ
自分の場合は映画館で見たことがなかったので、見に行って正解でした。
このブログ記事では、上記についてもう少し詳しく説明していきます。
タップできる目次
4DXである必要はない
4DXとは?
本作品は今回4DXとして公開されています。
4DXとは、座席が揺れたり、劇場内で雨(霧吹き)が降ったりして、臨場感あふれる映画を見られるシステムです。
映画上映時に、標準の映像・音声に合わせて座席稼働や環境効果が体感できる。効果は「前後上下左右への動き」「背中への衝撃」「地ひびき」「耳・首筋へのエアー」「足元に何かが触れるような感覚」「風」「水」「霧」「雨」「嵐」「雪」「香り」「煙」「フラッシュ」「バブル」「熱風」など。
(4DX Wikipediaより引用)
4DXだと内容に集中できない
皆さんご存知のとおり、パトレイバー2は政治的な話がメインで、アクションシーンは多くありません。
幻の爆撃シーンも、攻撃ヘリによる奇襲シーンも、あまり4DX向きではないような。
正直4DXである必要性は感じませんでした。
むしろ、余計な情報が増えることで話に集中できないというデメリットも…。
ちょいちょい雨のシーンがあり、4DX効果で実際に水滴が降ってくるわけですが、こういうのがあると内容に集中できません。
車に乗っているシーンで揺れているのもしかり。
パトレイバー2はお話がややこしいこともあり、内容に集中して見たいんですよね…。
あと、最後にしのぶさんが柘植に近づいて歩いていくシーンでなぜかシートが揺れます。
しのぶさんはゴジラじゃないんだから…とか、余計なことを考えてしまいました。(笑
4DXは高い
4DXになると、料金が上がります。
1,000円も上がります。
基本料金として1,800円とか取られるので、合計で2,800円とかになります。
高いです。
2,800円もあればいい食事をしたり、別の娯楽を楽しんだりできるわけですよ…。
劇場版パトレイバー2を映画館で見たことがないのならば見る価値あり
本作のもともとの公開は1993年です。
まだ生まれていない人や、生まれていても子供だった人も多いかと思います。
そんな人達は映画館の大きなスクリーンでこの映画は見られていないわけなので、今回の再公開は結構大きなチャンスだと思います。
今後また映画館で見られる保証はありませんから、貴重な体験だと思って見るのも良いと思います。
ただ、本作は基本的に政治的な話がメインなので、大画面の大迫力というのはあまり必要とはされないような気はします。
自分の中で「映画館で見た」ということに価値を感じるかどうか、というところでしょうか。
自分はパソコンの画面でしか見たことがなかったので、今回見てよかったと思っています。
逆に過去に映画館で見たことがあるのであれば、4DXを期待して見に行くのはあまりオススメしません。
公開終了日は未定
ちょっと調べてみましたが、公開終了日は未定です。
なので、気になる方は早く見に行った方がいいかと思います。
余談:小学生が紛れ込んでいた
自分が見に行った回では、なぜか小学生が紛れ込んでいました。
案の定早々に飽きたようで、おしゃべりを…。
お父さんも小学生は連れてこないでよと思ったり。
いや、でもポスターとか見ると、ロボットものに見えるのかな…。
ドンパチアクションを期待してお子さんを連れてきたのかも。
なんかみんな不幸になるので、お子様向けではないことはどこかに書いておいてあげたほうがいいと思うの。