著者である精神科医の樺沢先生のYoutubeチャンネルを最近よく見ています。
精神科医的な視点でいろいろな悩みを3分くらいで解説してくれるので気に入っています。
なので、本も読んでみました。
ちょうどKindle Unlimitedで読み放題対象でした。
本の中身は「緊張の緩和方法」がメイン
本のタイトルから、緊張がもたらすメリットについてが書かれているかとおもいきや、その話はそんなに多くなく、主に緊張のコントロール、特に緩和の方法について語られています。
期待していた内容とは違いましたが、これはこれで為になりました。
人が緊張するシーンについては大体対応できる内容が記載されていますが、特にプレゼンや面接は緊張するので苦手、という人にマッチしそうです。
読書メモ
- 緊張は味方。向かい風ではなく、追い風。
緊張をコントロールすることで、普段以上の力を出せる。
ただし、緊張し過ぎは良くないので、コントロールが必要。 - 深呼吸はリラックスにつながる。
息を吸う時間よりも吐く時間を長くする。
5秒鼻から吸って、10秒口から吐く。
さらに5秒で肺から空気を出し切る。
3セットくらいやる。 - 深呼吸は普段からちょっとしたストレスを感じた時にやるようにして訓練しておく。
そうするといざという時に自然にできるようになる。 - 笑顔も緊張緩和につながる。
笑顔も普段から訓練しておく。歯磨きしてる時などがオススメ。 - 背筋を伸ばす。うつ病患者で背筋が伸びている人は見たことがない。
- 脳が危険を感じると緊張する。
経験から危険はないと思わせることが必要。
例えば準備を十分にしたりすることで、「これはいつもしていることだし安全」と思い込ませる。
これが緊張緩和につながる。 - ネガティブなイメージはしないようにする。
脳がマイナスのイメージに引っ張られてしまう。 - 情報は安心感につながる。
緊張の原因になりそうなこと(例えばプレゼンや面接)の準備(情報収集)をしておくことで緊張を緩和できる。 - どうせやらなきゃいけないことは「逃げちゃダメだ」ではなく、「アムロ、行きまーす!」の姿勢で臨む。
ネガティブワードを使うと不安(危険)から逃げようとする思考になってしまい、緊張を引き起こす。 - 事前準備・練習をしっかりしておけば緊張は緩和できる。
何もせずに挑もうとするから不安・緊張を引き起こす。
読書感想…緊張緩和テクニックの定着を図る
- 深呼吸は吸う時間より吐く時間を長くすべきということは知らなかった。
今後はできる限り長く息を吐くことを意識してみる。 - 笑顔の練習も思いついた時にやっていこう。
- 嫌でもやらないといけないことはネガティブに「嫌だ嫌だ」と思わずに、「やってやる!」という気持ちで挑みたい。
どうせやらなきゃいけないというのは変わらないのだから。 - いつも新しいことをやるのは不安で嫌なものと捉えているけど、事前の情報収集が足りていないからではなかろうか。
やる気が出ないから避けようとして情報収集なんてしないのだけど、ここは嫌だからこそ情報収集をできるようになりたい。
スポンサーリンク
スポンサーリンク